245人が本棚に入れています
本棚に追加
『だめっ。これ以上、好きになっちゃダメっ!! 好きだって言っちゃだめっ! 私、充輝くんとずっと一緒にいたいもんっ』
リサは、必死の思いで作り笑顔を浮かべると、わざと明るい口調で答えた。
「だって私はサンタなのよ。君を格好よくして、恋人を作ってあげて、君の望みを叶えてあげなきゃならないの」
充輝の顔に浮かんでいた切なそうな表情が消えた。どこか残念そうな、悲しいような表情が一瞬だけ浮かび、すぐに元の顔になる。
「動くよ?」
充輝が再び言った。リサはこっくりとうなずく。少年は、いったん亀頭のカリのヘコミまで引きだしたあと、勢いをつけて挿入した。
「ーーーーっ!」
サンタ服の袖だけ通したリサの身体が、苦しそうに悶える。一瞬遅れて悲鳴があがった。
「い、いや、痛いっ、痛いよぉっ。ひどいっ」
引きだすときはそれほどの痛みがなかった。傷口を引っ張られる痛みがあっただけだ。だが、押し込まれるときのこれはなんという苦痛だろう。
傷口をヤスリでこすられる気分だった。亀頭が子宮口を突き上げるときの、息も止まるような衝撃もたまらない。
「だめっ、み、充輝くん。痛いよっ、痛いっ、痛いんだってばっ」
「ご、ごめん、す、すぐだからっ、も、もう少し、くっ、も、もうちょっと…」
充輝は顔から汗の滴を垂らしながら、リサの身体を容赦なく突き上げていく。
破瓜されたばかりのどこか生硬な膣壁は、抜き差しされるペニスをしっかりと締めつけて、イソギンチャクの触手が巻きついてはほどけるような動きを繰り返している。
亀頭が膣奥を叩くときの身体の芯にズウンと響く重い刺激と、ペニスが引き出されるときの身体の中のもの全部を引っ張り出されて裏返されるような吸引感が交互にやってくる。亀頭のカリが処女膜の残骸を引っかけるので、抜くときの痛みがひどい。
「いやぁっ。怖いよぉっ。やめてぇっ……あっあっ、い、痛いっ、痛ぁい!!」
真冬のキッチンに床に直に横たわっているというのに、身体はひどく熱くて汗が噴き出す。女の人の正直な欲望の匂いに血の匂い、精液の匂いに少年の汗の匂いが混ざり合い、生クリームの甘い香りの満ちていたキッチンが、悩ましい雰囲気に変わっている。
「ごめんっ。姉さん。も、もう少しだから……だ、出すときには、ちゃ、んと、ぬ、抜くからっ」
あまりに激しい突き上げに、頭をガクガク揺さぶられ、思考力がどんどん低下していく。
最初のコメントを投稿しよう!