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大島は、JKを呼び止めた。
大島が言った。『お前強そうだな、ラッパッパに入らねぇか?』
すると、『はぁ?お前ラッパッパか、部長どこだ?』とJKが言った。
彼女の名は『篠田麻里子』
彼女もまた、喧嘩では199勝0敗、かなりのやり手だった。
大島が言った。『今日から私が部長だ、何かようか?』
篠田が言った。『そうか、ならタイマンだ、今日の5時、秋葉原神社に来い、ラッパッパ部長の座を欠けて勝負だ。』
大島が『分かった。』と返事をすると、二人はどこかへ消えた。
5時
二人は約束どうり、秋葉原神社にやって来た。
篠田が言った。『よく来たな。』
大島が『そんな事はいいから、さっさと始めるぞ!』
篠田が右手に持ったけん玉を、静かに置いた。
篠田は大島の顔面目掛けて、思いっきり殴りかかった。『おらぁっ!!』
大島はよけずに、篠田の拳をモロ喰らった。
大島は笑いながら『いって~』と言い、篠田を蹴り飛ばした。
篠田は横腹にモロ喰らって、ひざを付いた。
だが篠田はすぐに立ち上がり、大島に殴りかかる。
この喧嘩は5分で決着が付いた。
勝ったのは大島だった。
篠田は悔しそうにしている。
すると大島は『お前は今日からサドだ。』と言い、手を差し伸べた。
篠田は『はい、優子さん。』と言った。
こうして、サドはラッパッパの副部長になった。
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