一人目

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そう心に決めたのはいいけど。 「し、仕事が終わんない」 時計は午後7時を差している。 他の生徒会メンバーを気づけば、俺1人になっていた。 ちょ、普通に悲しいんだが。 つかさぁ なんでこんなに生徒会は忙しいわけ? 生徒会っていっても、一生徒なんだからこんなに仕事任せんじゃねぇよ。 はあ、とため息をついた時、生徒会のドアが控えめに叩かれた。 「はぁい。誰ですかー?」 「…佐伯、だけど」 な ん だ と 。
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