一人目

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なにこれ、なにこれ! もしかして何かのフラグ? ドギマギしながら扉を開ける。 「ど、どうかしたの?」 何、眠れないから一緒に寝てくれとか?!うぎゃー!!そんな、実はツンデ(ry 「‥わすれもの、した」 ですよねーー!! わんこ書記は、自身の机をガサガサして何かを探し始めた。 そんな姿を横目に、まだ残っている仕事にうなだれていると、 ふとわんこがこちらを向いた。 相変わらず男前な顔だなぁ。 なーんて、少し見惚れたが、にこりと笑顔をつけながら、首を傾げる。 「なーに?」 「‥だいじょうぶ、か?」 「え…」 「…仕事、終わって‥ない、だろ?」 きゅーん! はい、今俺キュンってした! わんこが心配してくれたとかなにそれ嬉しい!!
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