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12月2日の夜
私は21時頃ベットに横になりいつの間にか眠っていた。
夢の中で聞こえる愛しい声…
『由樹 もう直ぐ司に会えるよ。』
えっ!?浩司?
目を覚ました私は部屋の中を見渡す。
居る訳無いよね。
でも…あの声は絶対に浩司の声だった。
もう直ぐ司に会えるよ
って言ってたなぁ。
時計を見ると22時15分…
トイレに行こうと部屋を出ると勇翔の部屋からテレビの音がした。
『勇翔 起きてるの?開けるよ。』
と声を掛け勇翔の部屋に行き夢の話をした。
「明日には生まれて来てたりしてね。」
『そうかもね。心の準備しとけ!って事なのかなぁ。』
あっ!トイレ行くんだった…
私は勇翔の部屋を出てトイレに行き座った瞬間…
破水してしまった。
家から病院までは車で10分位
破水した事を母と勇翔に話て病院に電話をしながら車のエンジンを掛けた。
パジャマじゃ行けない着替えなきゃ…
『俺も行くから!』
と入院用のバックを持って車に乗り込んだ。
私は着替えて母と車に乗り病院に向かった。
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