プロローグ

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流の家は大学から徒歩10分という、近い場所にあるためにゆっくりと向かっていく。 普段の1限の講義は比較的興味の薄い分野であるため、いつもなら聞き流すのだが、この日は違った。 というのも、理由はわからないが臨時休講になり、講義その物が無くなったのだ。 暇になった流は、暇つぶしに近くのコンビニに行くことにした。 そして、コンビニで雑誌を立ち読みしていたら丁度良い時間になったので学校に向かった。 その道すがら、先ほど買った雑誌を眺めながら… そして雑誌に集中してしまったが為に聞こえなかったのだ 周囲の"逃げろ"と叫ぶ声に…
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