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「えぇ。普段何か影響を与えるような事はしないのですが、貴方が此処に現れたという事はこの世界、"ヴォルド"が呼んでいるということです。お願いです。これからその世界に行き、世界を救って下さいませんか?」
「断ります。」
「何故!?」
「世界を救える力なんて無いからですよ。」
「では、力があれば行って下さるのですね?」
「そうですね。…其処までして下さるのなら行きます。」
「ならば望みの力を言って下さい。」
流は考えた。
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