1人が本棚に入れています
本棚に追加
『ねぇどこいくの?』
『こわいよ…』
『かえろうょ』
『ねぇお母さっ…え?』
『お母さん…?お父さん…?』
本当はすべてわかっていた。
ただ現実を受け止めるのが怖くて逃げてるだけ。
でも…
逃げても逃げても、、、
現実はおってくるんだ。
オイテキボリ。
『ねぇ琴音。』
琴『…』
『お父さんとお母さんどこいったのかな…』
琴『…お腹…すいたょ』
『そうだね…』
琴『帰ろう?音葉お兄ちゃん。』
音『…そうだね。』
帰り道なんてわからない。
ただ歩くだけ。
くらい道を…
月の光だけを頼りに。
音『きっと近くにいるよ。』
琴『そうだよね…』
歩いて歩いて歩いて歩いて…
もうすぐあさがくる。
家はどこだろう。
ここはどこだろう。
ヘタッ…
音『琴音っ?』
琴『もうつかれたょ…』
音『…ちょっと休もっか。。。』
最初のコメントを投稿しよう!