廃部寸前の送球部

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「クソッ!なんで部員が減っていくんだ!これじゃあ…残り最後の3大会出れねぇじゃねぇか!」 幸司はボールをゴールに思いっきり投げつけた。 それを見て薫が言った。 「仕方ねぇだろ。あいつらは佐々木さんの厳しい練習についていけないような弱い奴らだ。どうせ戻ってきたとこで役にたちゃあしねぇさ。」 「そうだな…しかし.山田コーチが亡くなってから来た代理の佐々木の教え方じゃ俺らは弱くなっていく一方だ…」 2人はガックリ肩をおとしていた。
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