第一章

4/5
前へ
/155ページ
次へ
「…分かってるよ!!」  頬を両方プクッとして言った。 「…よろしい。」  柊ちゃんはフッと微笑んで私のおでこにツンッとしていた手を私の頭に乗せ撫でた。  私は柊ちゃんが好き。でも柊ちゃんはすぐ子供扱いをする。確かに柊ちゃんは立派な大人で私は子供だけど…。 だけど思うことは大人も子供も一緒だと思う。だから好きな人に子供扱いされると正直へこむ…。でも私が告白して気まずくなったら…。 …そう考えると怖くなってしまう。
/155ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加