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「おい、そこのお前。ちょっとデュエルしろよ。」
燕が声をかけられたのは入学式諸々が終わりこれから生活する寮に一人で向かっていた時だ。
「そこの一年。お前だ。俺とデュエルしろ。」
「・・・あんた誰?」
「俺はアカデミアの二期生の旭だ。今年の入学生の出来を見たくてデュエルを挑んでいる。」
「今年の入学生の出来?轟田のデュエル見なかったの?」
「ああ、見たさ。だがな。あんなのデュエルと呼ぶには程遠いものだ。あんなのじゃ、強さははかれん。」
「ふーん。で、強いの?」
「お前の前に3人入学生を蹴散らしてきた所だ。」
「・・・いいよ。僕もここの先輩達の力量を見たかったところだ。」
「一年坊が生意気な。いいだろう。」
『決闘!!』
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