ですか。

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悠輔 約束したよね。 ずーーっと親友だって。 ぜーーったい見捨てないって。 死ぬときも一緒だって。 「うはぁっ!!!!!」 ゆ、夢…… 小学生時代の頃の夢、 僕には小学生の時、凄く仲がいい親友がいたんだ。 倉木とあともうひとり。 でも僕は何故か思い出せないんだ。 彼は、小学6年の時に行方不明に。 警察とかが一生懸命探したらしい。 僕と倉木も一生懸命探した。 けど、 いなかった。 そのまま…見つからなかったんだ。 今更何故、思い出したんだろう。 僕は起き上がってみる。 周りは、さっきの教会ではなかった。 僕は公園のベンチで寝ていた。 「教会も…夢?」 チアキは…? ふと手を見たら、 チアキの羽根を持っていた。 夢じゃなかった。 あの教会の出来事は現実だった。 僕は立ち上がり、家へと向かった。 歩いている途中倉木に連絡しようと思った。 倉木、という名を電話帳から探す。 見つけると決定キーを押す。 携帯を耳に付け、出るのを待つ。 四回目のコールで倉木はでた。 『もっしー。』 「もっしーて…」 『言ってみたかったんだよォ』 自嘲気味に倉木は言う。 僕も少し笑ってから話し始めた。 「倉木、置いてってゴメン。」 『は?』 「昼、僕がそそくさと行っちゃったから。」 『なにいってんの。最後まで遊んだじゃん。』 「え?…」 そうだったけか。 『ゲーセンとか行ってさ。今度はぜってぇ勝ってやるかんな!!っていったじゃん。』 いや、でも僕は…教会に来ちゃって…チアキと話してたんだ… 『覚えて…ねえの?』 「え…あ、ああ!!うん!言ってたよね! あはは…」 『……あいつの事も話したでしょ、覚えてる?』 「え、あ…あいつ…」 『小学生んとき、行方不明になった…大親友。』 僕はその続きが、何故か聞きたくなかった。 『お、あー…ごめん、用事ができたわ。切るぜ。』 「え、あ、うん。わかった。」 じゃあな、といってプツと切った。 それを確認して携帯を閉じて顔を上げるとちょうど僕の家の玄関前だった。
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