見えないもの

僕は

僕は石田悠輔

僕は普通の中学生。

顔は普通。

背も普通

何もかも普通だ。

だが友達は格好いいなんて言ってくる。俺が格好いいなら小山内はイケメンだ。

小山内はクラスの中で一番のダメ男だ。

別にどうでもいいが。

僕はいつもメガネをかけている。

伊達メガネ？違う。

目が悪いのか？違う。

あるものを見えなくするためだ。

それは…

普通に視界に入ってくる奴ら

他の人には見えなくて

生きてるかと言ったら生きてもいないし生きてもいる、

幽霊や
妖怪や
悪魔と天使。

僕はこれが物心がついたときから見える。

だから僕は普通なのに

周りからは

不思議くん

と、呼ばれている。