drop

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いつも素直には伝えられない膨らんでく想いは こんなに こんなに可愛くもない私なのにアナタはなぜ今隣にいるの? すごく幼稚で当たり前のことも知らない すぐに口を尖らせて 余計な一言でアナタを傷つける 会いたいアナタに 今別れたばかりのアナタにあの笑顔に… “運命”なんて…なんて乙女チックな言葉を使うと思ったけれど今はこんなに落ち着く場所はない アナタの腕の中で少し早い脈を聞いてるだけで子供の頃に戻ったみたいに素直に泣ける けど…アナタの前ではグッと堪えて強いフリ アナタの弱さ知ってるから 言いたくて…言えない… 感じる不安も隠したまま私はなぜか笑顔 会いたくて ただ一度だけでも泣きながら振り返って素直に言えたらいいのにと思う だけど…言えなくて 怖い… 出会いは頼りなくてすぐに切れそうだった 今一滴でもいいから繋がってく未来を初めて祈る… こんな私でも平和な未来を 自分が自分らしく生きれる未来を欲しがっていいですか? できるなら今までの闇もすべて償うから すべて捨てるから隣にアノ人の姿を照らして ワガママになったんだと思う どんなことをしてもなくしたくないと やっと私が私でいれる場所に辿り着いた気がした 私は…まだこの場所で息をしていていい? 会いたい……今この瞬間もアナタに いつも言えなかった抱えきれないくらいの『好き』をアナタに伝える 想いが溢れて声をさらってく… どうしてだろう? 君といると言えない アナタはこんなに可愛くもない私でいいのかな? いろんなこと浮かんでは交錯してまた好きな気持ちが増えてく ホントは隣にいることがもう…好きってことだって気づいてほしい
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