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俯く横顔に月明かりが差して 胸が痛む私を遠ざけようとして無理に笑う君
君の弱さは痛いくらいに知ってるから笑って欲しくない
この手を伸ばしそうになるけど 怖くて頷いて笑っている
どうしたら…弱さを包み込んであげられる?
気にしすぎな君に気づかせずに
「私がしたくてやってるんだよ?」
なんて笑顔で私はいつも君に言う
だけど君の傷の深さは私には分からない
君が闇に呑み込まれないよ(う)に私は君の手を掴んでいる
不安なんて自分の中から生まれるものだから
闇に目を向けないで 今その瞳(め)に移るものだけを見ていて
最初から知っていた 君には私は釣り合わないこと
いつもふざけてばかりの君に余計な一言ぶつけて後悔する
気持ちは一方通行で でも君が側にいることで今さら知った“普通の日常”を手放すことができない
Un...初めて聞いた たまに見える君の本音にこれでいいんだと言い聞かせる
-(マイナス)思考の考えすぎな私を+(プラス)思考の君が怒る
「なんとかなるさ…」
頭撫でる手が優しくて君も本当はそんなに強くないこと忘れそうになる
磁石みたいに会うべくしてあったのならきっと2人の中にある傷は溶けてなくなるはず
どうしたら…どうしたら…
Ah-Ah
強くなれる?君を守る そのことが私を強く育ててくれてる気がする
こんな未熟な私を…
どうしたら…なんて考えても『永遠』なんて夢物語だから
今が満ちていればいい
未来を考えていけるようなそんな風に今を過ごせているならそれで構わない
Un...Ah-Ah Ah Ah AhAh Ah Ah Ah Ah
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