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予期せぬ事件
「はぁ~総司さんのお父さんに、あんな事を言っちゃった・・・でも言った事は本心だし!って仕事に行かなくちゃ!!」
昼休み・・・
外に食べに行こうと思った時
「望月さん1番に電話入ってますよ。」
「お電話かわりました、望月です。」
「外で待っている、早退して降りて来い!来なければ・・・分かっているな?」
そう言い残して電話は切れた
また総司さんの、お父さんが関わっているのだろうか・・・
不信に思いながらも外に出てみると、見慣れない車の窓から男性が私を呼んでいた。
車に近付いていったら扉が開き、ものすごい力で中に引っ張られ私は眠らされてしまったのだ・・・
痛みで目を覚ました。
目の前に血相を変えて立っていたのは、総司さんのお義母さんだった。
「総司の大切な者を傷付ければ、アイツだって降りるに違いない」
死なない程度にいたぶっていいですかねぇ
どうしよう・・・
このままだと殺されて、あの人の思い通りにしかならない・・・
「総司さんは、そんなの何も望んでなんかいない!だから、こんなことをしたって、総司さんの気持ちなんか変わらない」
「それは分からないでしょ!やってみないと・・・何をしてるの?早くやってしまいなさい!!」
キャッ・・・やめて・・・
意識が遠のいていく・・・
ん?どこかでサイレンの音がしてる・・・
総司さん・・ごめんね・・・
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