秘密の契約

プロポーズ!?

｢ちょうどいい!お前、俺と結婚しろ!｣

初対面でプロポーズ？

｢無理です!好きでもない相手と結婚なんて、できません!｣

｢半年だけでいい…もちろんタダでとは言わない!その借金を全額払ってやる!どうだ？変な話ではないと思うが!｣

｢結婚するだけで、お金がもらえる？そんな上手い話があるわけない!!｣

オーナーは私の腕を強引におさえて、首筋に息を当てスカートを捲し上げてきた

｢それなら好きでもない男に体を触られてﾎﾞﾛﾎﾞﾛになりながら一生かかって稼ぐか？考えてみろ、好きでもない男と結婚して半年で借金が返せて離婚、お前が傷付くのは、籍にﾊﾞﾂが付くだけだ!｣

そうしてオーナーはカバンから地図が書いてある紙と｢神木 総司｣とサインしてある婚姻届を手渡してきた…

｢明日そこで待っている、考えてから来てくれ!まぁ～結論は出てると思うがな!｣

そう言い残し部屋を出て行ってしまった…