家族

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私は、決心して婚姻届にサインをして地図に書いてある場所へと向かった 目の前には豪邸があらわれた。 「すごっ!?私ここに嫁にきちゃったんだ…」 チャイムを鳴らすと奥から神木さんが出てきた。 「待ってた、中に入れ」 中に入ると、そこには血相を変えて、こちらを睨んでる女性が立っていた 甲高い声で 「総司さん、あなたは、城田家の後継者なんですから、お父様が決めた相手と、お見合いをして頂きますからね」 「俺は神木です!城田の後継者にはなりませんよ!それに俺にはコイツがいますから!」 そう言うなり神木さんはいきなり何度も何度も唇を重ねてきた… その唇は首筋にまで向けられ、神木さんの唇が触るところが熱くなっていく… このまま、どうなっちゃうんだろう… 「神木さん…恥ずかしいから、やめてください…」 そうすると、神木さんが女性に 「まだ続きみたいですか?」 「はしたない!」 女性は顔を真っ赤にしてブツブツ言いながら、どこかに行ってしまった。 「行ってしまいましたけど、いいんですか?お母さんですか?」 「あの人は、城田 楓、俺とは血の繋がりはない…だが父親は一緒だがな… 分かるだろ?親父の愛人が俺の母親だ…」 その話をしている時の神木さんの寂しそうな目… 何で、そんな目をするのかな? 「この部屋は、お前の部屋だ!好きに使ってくれ… 物は移動しなくていい!新しいのを買え!あと貧相な格好をするな!俺の妻なら俺に似合うようにしておけ!これも契約のうちだ!」 そう言うなりベッドの上に1枚カードを投げ捨てた… 「えっ?妻になるだけじゃないの!?」 「違う!!まわりに、お前の存在を見せ付ける!だから恥ずかしくないようにしろって言ってるだけだ! あと3日後に神木主催のパーティーがある…そこで、お前を初披露する!パーティーに着ていく服も買っておけ!」 私の存在を…見せ付ける
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