パーティー

1/2

97人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ

パーティー

今日は神木主催のパーティーの日… わぁ~たくさんの人達…大丈夫なのかなぁ~。 あの人…TVで見た事あるような… それに、みんな派手なドレスとか来てるけど、私の格好は大丈夫かな? この場所に着物って… その時…小声で… 「ちゃんとバレないように演技するんだぞ!」 「分かってる!神木さんに選んでもらったけど似合ってますか?」 「見た目じゃない!俺の妻ならチャラチャラした格好はするな!!言っておく、その着物1000万だぞ」 「あと神木さんじゃなくて総司って呼べ!夫婦なのに、おかしいだろ」 えぇぇぇ~!!?そんな高価なものだったんだ… その時、前から長身で黒のスーツを着こなし、黒髪をした男の人が近付いてきた… 「神木…久しぶりだな」 「桐生じゃないか!久しぶりだな」 「俺の大学時代からのツレ桐生 一成だ 桐生コイツは俺の嫁の、かおり」 「は、初めまして…かおりです。いつも主人がお世話になっております。」 「神木に、こんな可愛い奥さんがいたなんて…もったいない」 「奪っていくなよ!(笑」 「失礼な!!いつも最後はお前が奪っていくだろ?」 なんだか総司さん、桐生さんといると本当に楽しそうな顔をしてるな~ 心を許してるんだな。 そぅ思ってると2人の間に割り込むかのように… 「総司さん♪お久しぶりです♪」 桐生さんとは、まったく正反対のブランドのスーツをかっこよく着た明るい性格の男の子だ 「かおり…コイツは紹介しなくても分かるだろ?」 と言われても…会った事あったっけ?会ってたら、こんなカッコイイ人を忘れないんだけどなぁ~ 「ん~?あっ!?もしかしてTVや雑誌によく出てる大森慎也くん?」 「そう♪大正解♪僕もだいぶだね☆」 「慎也は芸能界入る前から、うちの店でバイトしてたんだ!弟みないな感じだな」 「ちなみに慎也のスポンサーをしてるのが桐生財閥なんだよ♪かおりちゃん」 総司さんは本当に顔が広いんだなぁ~ さぁメモしてきた挨拶する人達に接待しなきゃ… 「桐生さん、慎也さん、ちょっと失礼します」 …… ふぅ大体、挨拶はした…バレてないよね?大丈夫だよね?
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

97人が本棚に入れています
本棚に追加