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息が白くなる部屋 君は泣いている
「過去」という鎖に しばられ動けぬまま
時計の針はいつまでも 天を向いたまま
あの日から止まってる君の時間 待っているのは「孤独」だね
「永遠」なんてボクの口からは言えない
でも約束出来るのが一つだけ
君の手をずっと握り 止まった時間を進めてあげる
孤独に溺れなくて良い 闇を覗き込まなくても良い
君だけの僕だから
深い悲しみの中 僕は握り続ける
君の小さな手を…
「優しい嘘」なんて言葉 不器用な僕には言えない
ただ感じてほしい 僕の手の温もりを
君だけの今だから
強く握り返さなくても 手からすり抜けていくのは
「過去」という名の鎖だけ
怖がらないで良いよ 祈らなくても良いよ
僕は裏切らないから
この部屋から出よう 君と一緒に見たい
青く澄んだ空を
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