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198X年8月僕は産まれた
人生の始まり…
当然この頃の記憶は僕にはない
親にしてみたら初めての子供 じいちゃんばあちゃんにしてみたら初めての孫
ひいばあちゃんからは初曾孫
僕が産まれて親戚全員集まったんだって…
その二年後に弟が産まれた
母親は小さな島に三人兄弟の真ん中に産まれ高校をでて就職の為こっちに来たらしい
父親はずっとこっちいる
父親の家系が複雑で父親の両親は離婚をしていて僕のおばあちゃんはヤクザの親分と再婚 おじいちゃんも再婚してたらしい(じいちゃんの葬式の時に知った) で当の僕の父親は中学の時からひいばあちゃんの妹に育てられた
父親の事でばあちゃんは
「勝手につれていった」
と言っていて
父親の育ての親は
「無理矢理おいていった」
と言っている
どっちが正しい事を言っているかなんてどっちでもいい
僕の両親は同じ会社に努めていてそこで二人は恋愛におち結婚 そして僕が産まれた
僕が産まれた日は地元でお祭りがやっていて長崎の原爆日 特別な日では無いけど僕にとっては特別な日
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