第2話【間抜けと腰抜け】
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俺たちガンナーはランナーを救うことが仕事で、Dタイムには殺し、Aタイムにはランナーの命も、インドラの命さえも救う。その契機となるのは、あの偉そうな司令官のだみ声。俺たちガンナーの全ての行動はモニターされ、その全てが後に点数化され、俺たちの食い扶持へと変わる。 狙いを外し過ぎ、殺し過ぎ、殺さな過ぎ、救わな過ぎ。幸いなことに、救い過ぎってのはなかったな。 全く素敵な世界だとは思わないだろうか?
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