赤いカプセル

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『何コレ…赤い…カプセル?』 朱里はそれを手に取ると空に向かって透かしてみた。 『すごい…綺麗…』 朱里がカプセルを見ていると、遠くから男の声が聞こえた。 『すいません!それ、俺のなんです!』 振り返ってみると男の人が二人、朱里の方へと走って来ていた。 近くまで二人が来た時、朱里は気付いた。
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