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朱里が正直にそう言うと二人は揃って笑い出した。
『アンタ、面白いな!』
玲斗が笑顔でそう言った。
玲斗のファンだったわけではないが、さすがに人気俳優に目の前で笑顔になられると恥ずかしくなるものだ。
朱里の顔は真っ赤だった。
『ねぇ、名前、なんていうの?』
京也がそう聞いてきた。朱里は京也に向かって言った。
『佐野…朱里です』
朱里がそう言うと、京也は更に聞いてきた。
『朱里ちゃんね!朱里ちゃんはこれからどこか行くの?』
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