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内海「あの…、…湯川先生…///」
湯川「ん…??あぁ、もう着替えたのか。早いんだな」
内海「そ、それより…」
湯川「君は何故そんなに顔が赤い?心配しなくても、綺麗だぞ///」
内海「なっ…!!///だってこのドレス…、…露出多過ぎません…?///」
内海が着たドレスは、胸元が随分と露出されてるし、背中も同様だ。
普段着飾らない彼女だから、かなり恥ずかしいのだろう。
一方の湯川は、そんな彼女に一層目を惹かれていた。
湯川「…確かに、こんな君を他の男にみせるのは惜しいな…。」
内海「な、何言ってるんですか///」
湯川「…///出発しようか。」
湯川は赤面しながら、車のエンジンをかけた。それとともに着ていたコートを脱いで、内海の肩にかけてあげた。
湯川「見ているとキリがなさそうだからな////」
内海「あ、ありがとうございます///」
湯川「…暖房、つけるかい?」
内海「あ、はい。是非💦あの、湯川先生…」
湯川「ん??」
内海「タキシード…似合ってますね///」
湯川「…ありがとう。…///」
湯川はまたも頬を赤らめ、そして運転し始めた。
ほどなくすると、全国でも『高級』として有名なフレンチレストランに到着した。
内海「ここっ!こないだ雑誌で見かけましたよ。凄い高級なんですよね」
湯川「らしいな。僕は知らなかったがね。」
内海「えっ、じゃあどうやって知ったんですか??」
湯川「草薙に教えて貰ったんだ。それより…手…、繋ごう。」
内海「は、はい///」
湯川は右手の指を、内海の左手にするりと滑り込ませると、ギュッとそれを握った。
今まで手を繋いだことのない二人だから、双方とも赤面している。
暫く歩くと、レストラン内に入った。
爽やかなウエイトレスが二人に近づいてきて、営業スマイルを浮かべた。
「予約されていた湯川サマですね?あちらのテーブルまでお連れいたします。」
室内は全体的にみると、白と赤で統一されており、証明はモダンな雰囲気を醸し出していた。
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