*゚゚*ちびっ子パニック*゚゚*

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「総司の野郎、こんなこと子供に教えて…自分はどこに行きやがった…」 土方さんは、そう言って頭を抱えた。 ため息を着く彼の姿は、多大な疲れを物語っている。 「頭まで馬鹿になったんですか?土方……さん」 可愛い容姿から出る言葉。 頭が混乱する。 この生意気な言葉遣い。 話し方… それはどれも総司に酷似している。 「こいつ…っ。ぜってぇ総司だ。こんな人をイラつかせる天才、あいつ以外に居られてたまるか」 「だから初めっから僕本人だって言ってましたよね?…だから土方は」 「おいいい!さんくらいつけろ!!」 この2人のやり取りを聞いていると、もうこの子供が総司にしか見えなくなって来た。 「で、でもなんで総司が子供に…」 しどろもどろになりながら尋ねると、総司がぐるりとこちらを向く。 「僕も良くわかんな「そ、総司!とりあえず服着よ?服!」 今にもポロリしてしまいそうな総司の着物をなおしつつ、慌ててそう言い聞かせる。 「土方さん!來さんか、山崎さん、子供用の服持ってないかな!?」 「え、わ、わからん。確認してみるから待ってろ」 「よろしく!」
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