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とある路地裏
「オイオイ…狼さんよォ
折角、隣町からわざわざ舎弟のしてくれちゃったお礼をしに来てやったのによォ…」
顔近い、息臭い、目付きがキモい
てめぇみてーな
ブ男が鼻息荒げて近づいてんじゃねぇよ
気分悪くナンだろうが!
そう思っているとも知らず糞男はさらに鼻息が荒くなる
「オイオイ、何か言えやゴラァ!いつまでもシカトこいてんじゃねぇぞ!」
ガッ
と胸倉を掴まれた
何してんだよ、制服が皺にナンだろうが…汚ぇ手で掴んでんじゃねぇよ
「だから…」
うわ
拳握りながらプルプル震えてやがる、チワワみてぇだ
キモ!!
「黙ってんじゃねぇよ!糞野郎!!」
ゴブッ
腹に一発重いのがはいった、
けっこう来るな…
「ウラァ!」
ガツッ
今度は、顔を殴られその勢いで吹っ飛ばされた
「チッ
あの有名な狼とやれると思ってきてみたら、とんだ腰抜け野郎じゃねぇか胸糞ワリィな…オイ、この腰抜け野郎はてめぇ達片付けとけ!」
その男の後ろには二十人程の男達
きっと、今回俺をぶちのめすために連れて来た舎弟共だろう人数があれば絶対に勝てるとふんで…
そして指示を受けた馬鹿がこっちに金属バットを向け叫ぶ
「行くぜ野郎共!」
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