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~the first contact~
「あの日から・・・・」
「私は・・・」
すべてが変わったのだ・・・。
そうあの事件を境に……
チーン…チュンチュン……寂しげになる鐘の音と小鳥たちがさえずりが響き渡る朝。
「お母さん、お父さんおはよう!!今日も一日頑張って行って来るね♪」
綺麗な黒髪と白い肌……少しつり上がった目、容姿からすればまぁまぁであろう少女の名は四天王 凛(シテンノウ リン)。
彼女は五年前に両親を亡くし、それ以来一人で頑張って生きて来た。
と言っても両親には莫大な遺産があったためお金には困らなかった。
「さぁて学校!!学校!!」颯爽と家をでた凛は学校へとは向かわず……近所の空き地へ。
「レイ~でておいで~」
凛は空き地へ着いた瞬間にそう叫んだ……
すると……
「みゃ~みゃ~」
まだ幼い子猫がでてきて凛のそばへ駆け寄った。
「ごめんね~お腹空いたでしょ?」
「みゃ~みゃ~」
昨日学校の帰りにみつけた野良子猫……とりあえず凛は名前を【レイ】と勝手につけて呼んでいる。
本当は昨日のうちに家に連れて帰りたかったが、レイはそのばから離れようとしないので仕方なく帰ったのだが……やはり気になってしまい来てしまったのだった。
「また……放課後に来るからね」
そういうと凛は駆け足でその場を後にし学校へ急いだのだった………。
そう彼が待つ学校へ。
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