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もしかしなくても…
(そして願いながらこう叫ぶのです…)
やっぱりこれって―!
(さあ!!!!)
・・
カメ●メ波ーーー!
ドラゴソボウルだああああ!!!
亀繋がりかー!
チュドーン★!
しかもなんか手の先から何か出た…!
ニュルッとしたものが…。
(さぁ、これであなたの願いはかなえられました。周りをごらんなさい)
え、今ので大丈夫だったのか?
俺は不安になりながらも辺りを見回してみる。
やーい、やーい、
つんつーん!
うわいたよ苛められてる亀が!
しかも俺に塩水洗眼薦めたおっさん亀。
子供たちに木の枝でつんつんされてる中年太りのおっさん亀か、
絵面的にキモいから無視して…「待って素通りしないで!」
うわあ向こうから絡んできた無駄にうざい。
とりあえずこいつは俺が呼び覚ましてしまったものとして
子供たちに飴ちゃんをあげて他所へやった。
俺ってばやさしーお兄ちゃん!
「ねーママー、あの人飴ちゃんくれたよー」
「ダメよ他人から食べ物もらっちゃ。ばっちいからポイしなさい!」
やさしーお兄ちゃんは静かに泣いた。
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