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｢それじゃあ、俺のターンだな。ドロー。｣
テンチョーも同じようにカードを引き抜く。
｢取りあえずは手札から魔法カードの地割れを発動する。スクラップビーストを破壊。｣
テンチョーは手札からカードを引き抜き、ディスクに表側で差し込む。
すると場のスクラップビーストの足元が割れ出した。
｢させません！リバースカードオープン！スクラップスコール！｣
鉄哉が手を上げて発動を宣言すると、裏側のカードが現れて、表側に開く。
｢スコールは自分の場のスクラップと名のつくモンスターを選択し発動する！
デッキからスクラップと名のつくモンスター一枚を墓地に送り、カードを一枚ドローしたあと、選択したモンスターを破壊する！
デッキからスクラップキマイラを墓地に送り、ドローした後にスクラップビーストを破壊する！｣
鉄哉はディスクからスクラップキマイラのカードを取りだし墓地に送り、シャッフルされたデッキから一枚ドローする。
その瞬間、スクラップビーストは粉々に砕け散った。
｢地割れは僕の場にモンスターが居なくなったから不発になります！｣
テンチョーは場に出した地割れを墓地に送る。
｢さらに、スクラップビーストの効果を発動！
スクラップと名のつくカードの効果によって破壊されたとき、墓地のスクラップビースト以外のスクラップモンスターを手札に加える！
墓地からスクラップキマイラを手札に！｣
鉄哉はディスクの墓地からキマイラのカードを取り出し、手札に加える。
｢サクリファイスエスケープか。手札からグリーンガジェットを召喚する。｣
テンチョーの場に緑色の歯車をモチーフにしたようなモンスターが飛び出す。
グリーンガジェット
ATK 1400
｢さらにグリーンガジェットの効果を発動。デッキからレッドガジェットを手札に加える。｣
デッキから一枚のカードが飛び出す。
テンチョーはそれを引き抜き手札に加えた。
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