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あれから病院に行って薬貰って注射も射ってもらった。
なんか3日は安静にしなあかんらしいから仕事休まな‥あぁ、迷惑かけてばっかやなぁ…
「渋やん仕事行きたい」
「無理や。安静にしとけって医者にも言われたやろ」
「でもっ、でもな…迷惑かけたないんよ」
「…お前の気持ちはわからんでもない。
でも、よう考えてみ?今の状態で仕事いって倒れたりしたらどうすんねん。
そっちのほうが迷惑かけると思わんか?」
確かに…それに今はおーくらに会いたくない。
するとチャイムが鳴って渋やんが出に行った
みんなに謝罪のメール送っとこかな……あれ?携帯どこやったっけ
「渋やーん、僕の携帯…」
「あ、やすっ」
「‥なんでおんの?」
なんで、なんでおーくらがおるん?
「帰るで」
「ちょっ、おーくら?!」
急に僕の手を引っ張って歩きだすおーくら。
びっくりしすぎて抵抗できひんかったら渋やんが僕をすごい力で引っ張って自分の背中に隠すようにおーくらの前に立った
「大倉いい加減にしろや」
「やすは俺のやねん。勝手に連れてかんとってくれへん?」
「やすは物ちゃうわ。お前散々こいつ悲しませといて今さら俺のやと?都合のいいことしてんなや」
「渋やんやめてっ、おーくら…亮と浮気してたんやろ?」
「え?」
なんで知ってんのって驚いた顔。やっぱりほんまやってんな…わかってたつもりでも心のどっかでは、信じてなかったんかも。
…あかん、頭がボーっとしてきた。
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