緑×青

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「はい、とーちゃく」 「くぅー?」 「今日からここが家やで。僕は章大!よろしくね」 「わん!」 「んーと、とりあえずトイレ行ってくるからそこで待っててな」 実はさっきからトイレ行きたくてしゃーなかったからトイレにダッシュ。 ただはお座りしてたから多分ほっといても大丈夫! 「しょーた!」 「‥はえ?」 ちょちょちょっと待って。 僕の目の前におる人間に犬耳と尻尾つけたような生き物はなに? ただはどこ行ったん? ほんの数分トイレに行っただけやのに、なにが起こった‥? 「しょーーたっ!!」 「う、わ‥え、ただ?」 よく見ると首に僕がさっきただに着けたリードがついてる。 なんか、ただってわかったら不思議と抵抗がなくなってもうた。 「わう。しょーたしょーた!」 「ちょ、わかったからストップ!」 抱きついて顔を舐めようとしてきたから口を押さえて引き剥がす。あ‥二足歩行できるんや ← てゆか、ただ服着てないからすっぽんぽん(笑) 「服‥僕のじゃ小さいよな」 明らか僕より10センチは背高いし肉もついてる。 てかイケメン!めっちゃ顔整ってるやん 「わふ?」 「んは、かわえーなぁ」 「‥くぅー」 頭を撫でてやると気持ちよさそうに目を細めた。 あ、そういやこないだ丸が泊まったとき服置いていってたな‥あれやったらぎり入るかも 「ただこっちおいで」 「しょーたっ!」 「もう、甘えん坊やなぁ」 後ろから抱きついてきて首筋をくんくん嗅ぎながら僕の後をついてくる。 クローゼットから丸の服と下着を取り出してただに着せていく。 パンツとズボンは悪いけど、穴開けさせてもろた。 そこから尻尾出して上の服着せたら完成。 「あれ、ただ?」 「‥すー‥しょ、たぁ‥んふ」 「どうやったらあの状況で寝れんねん(笑)」 立ったまま寝るなんて器用なやつ。 _
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