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──10分後──
やっと注文した大量の甘味達が少女の元へと来た。
そして、
「いっただっきまーす!!」
と言い、
味わう……と言うよりも
胃に流し込む勢いで、甘味を食べていった。
その少女の姿は、まさに
〝優雅な一時〟という言葉にピッタリな程、
周りに花を咲かせていた。
だが、そんな優雅な一時を邪魔する者がいた。
《ガシャーンッ!!!!!》
「貴様ァ!!何をしやがる!!!!!」
「も、申し訳ありません!!!!」
何か、皿のような物が割れた音がしたとたんに、
男の怒声と、女の悲鳴に似た謝罪の声が、店内に響いた。
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