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なんとか久住も起きてくれて、今は購買の列に並んでいる。
「は~~っ、もう最っ高!ナイスファイトだよ狛ッチ!」
惨劇の根源がいまだに腹を抱えてケタケタ笑っている。
「まあまあ、そんな怖い顔しないでよっ!私だってやられたんだからっ。…あんなにヒドくはなかったけどっ」
テルはすでに経験済みか。
…って、仮にも女子に抱きつくって、さすがにヤバくないか?
「あ~~、あったなそれ。さすがにあれは周りの女子に殺されかけたぜ」
まあ、当然だろう。
「テルもよく平気だったな」
「私っ?大丈夫、大丈夫っ。その殺しかけた女子のなかに私も入ってたから」
憎しみは全部そこでぶつけたのか。
さぞ地獄だっただろうな。
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