第2章〈現代へと続く部屋〉

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俺は思いっきり襖を開けた! 「……何これ?」 赤音は不気味そうに言った。 それもそのはず、そこは10畳ぐらいの部屋に仏壇が置いてあるだけの部屋だった。 ただし、壁一面にお札が貼ってあったが。 しばらくして、俺は中へと足を踏み入れた。 すると、仏壇の扉が勝手に開き、強烈な光が差し込んできた! 「う、うわぁぁぁぁ!」 あまりの光の強さに俺は目をつむってしまった…。 「こ、ここは?」 俺は真っ白な世界にいた。 しばらくすると、天から声が聞こえてきた。 『お前は……?』 「俺は荒巻竜。ここはどこなんだ?」 俺が訪ねてもその声は答えてくれなかった。 『荒巻……竜だと?まさか……そんなバカな!』 「ん?どうした?」 『お前が……そうか。 最後の最後で…やっと着てくれたか。 お前は特別だ。期待しているぞ。』 「ん?なにが?ちょっと待って!オイィィィ!」 何が何だか分からないまま意識が遠のいていった………。
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