あとがき

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 ◆ キャラクターについて  えっとまずですね。  これを読まれた方、おそらく「どうして森とくっつかないの!?」「森とくっついてほしい!」と思っているかた、いらっしゃるかと思います。  ええ。実はわたしもそう思っております(笑)  いやーちょっといい奴にしすぎたというか、ぶっちゃけ吉野より森の方がかっこいいですよねー!  じゃあなんで吉野とくっつけたかというと、まあその辺は作者的な価値観なんですが。  多分吉野と出会う前に花が森と出会っていたなら、絶対に花は森を好きになっていたと思います。  でも、だからようするにそういうことなんですよ(笑)  好きになる、という感情に理由も条件(性格)もそんなに意味を持たない、というのがわたしがこの作品で表現したかったことです。  なんでこんなに好きなんだろ、という高校生独特の青春的な恋愛を書きたかったんです。  それから、星野美桜子。  イヤーこの子もかわいそうですよねー!  かいてて吉野と花はどっちも自分を好いている人に背中を押してもらっているわけですから、正直「最低じゃねえか(笑)」みたいなところがありました。  星野はもっとヤンデレちっくに悪役的にしたらきっと作品としても整って見えたんでしょうけどね。  吉野と花を主軸に、森や星野の物語も含めたかったんです。  森や星野を脇役にしたくなかったので、あえてめちゃくちゃせつなーい感じに書きました。  
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