突然

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あれ?この声 圭吾さん?どうしたんだろ 「圭吾さんですか?」 足になかなか力が入らなくて、うつ伏せになった体を、やっと上半身だけ起こしながらドアの向こうの相手に声をかけた 「そう、なんか鈍い音聞こえたけど、大丈夫?」 「えっと、ちょっと転んじゃって…でも大丈夫です」 「そっか、ならいいんだけど…ドア開てくれる?ポカリと、果物かってきたんだ」 「あ、わざわざすいません、ありがとうございます……あと、すいません……ちょっと足に力が入らなくて今ちょっと立てなくて…あのドアのところに置いておいてもらえますか?良くなったらいただきます。」
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