二人

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圭吾さんに支えられながらベッドまで行って、横になった 「熱はかろっか…」 「あ、体温計なくて…」 「大丈夫、買ってきたから」 そう言いながら、ビニール袋から体温計を出して、美桜に渡してきた 「すいません、ありがとうございます… お金…」 美桜はベッドの近くに置いてあった鞄から財布を出そうとした だけど、その動きを圭吾さんが止める 「お金はいぃよ、俺が勝手に買ってきたものだから」 、
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