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「霊の見え方は生きてる人と異なります。朧げで感覚だけが頼りですから、何か匂いがしたらついて行き、温かいと感じたら居着いてしまったり、まるでGのようなものです。」
言い切ったよー!?wwついに霊をGと言い切っちゃったよ…www
「先程尋ねられた霊駆除スプレーとは、中身はただの清酒でしてね。これを撒かれると霊は音を認識できなくなると言われています。」
ネーミング採用ありがとうw
「詩織さんのことですが、特に酷いということは詩織さんに何か通じるものを感じ取ったか、はたまた温かい気持ちに釣られてしまったのでしょうな。」
詩織とは姉のこと。普通、ネガティブな気持ちにシンクロするもんじゃないの?幽霊って。
「よく暗い気持ちでいると取り込まれるというような話を耳にしますが、実際はGにそんな意思がないのと同様に、霊もまた然り。そんなことはないのですよ」
うんw答えてくれてありがとうwさっきから心の質問に答えてくれちゃってますけど、あなたエスパーですか?
「G(霊)の存在に気付いてしまったことにより杞憂が始まり、憂鬱から心身共に弱っていくのです。恐怖を足すとそれは堪え難いものと思われます。」
お茶を坊さんは、くいっと流し込む。飲みきったようだ。
母がいそいそとお茶を継ぎ足しに掛かる。
「あなた方に取り付いているかはわかりませんが、部屋の隅に立たれていても嫌ですよね?」
「それは、そうです。」
母が答える。それ祓ったって言わないしねw
「わかりました。では、部屋に必要なだけお札をお張りしてもよろしいですか?」
おおwちゃっかりしてるな、オイww
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