Ⅰ 

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 「うあ゙…」  『…はっ』  -ドサッ-  鉄の生臭い臭いと、  そこら辺に散らばった男。  そして、白いドレスのようなワンピースを着た女。  そのワンピースには、所々赤い血がへばり付いている。  -コンコン-  静かな部屋のなか、ドアを叩く音が部屋に響いた。  「失礼しま…!!!!  姫っ!!!?」  ドアから出てきた歳をとった男は、顔をしかめた。  『きひひ…』  頬を釣り上げ笑う少女。  金色に光る長い髪。
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