1130人が本棚に入れています
本棚に追加
「あぁ、貴方の携帯に不本意ですが私のアドレスをいれておきました。無視されるのは結構ですが、その時点でこの話はなかった事になります。
貴方はパーティーで大事な取引相手の奥方に恥をかかせ、霧ヶ峰は漣から手を引かせます。それだけの話ですから、その下半身と直結した脳ミソに叩きこんで置いて下さい。では」
「え!は!?あぁ゛!?ちょ…」
何か言ってましたが、構わずに扉を閉めたら…
「はぁぁぁぁぁ!?」
まだ叫ぶ元気があったようですね。やっぱりトドメを刺しておけばよかったです。
……そんな事を数週間、
流石に私に触るのは慣れたようで、掴みかかってくるようになりました。
ではそろそろ、きちんとおもてなしの練習でもしないといけないですね。
そう考えて、普通の挨拶から始めましたが…
「……………だあ!」
「………」
握手をした途端、全身に鳥肌がたち飛び退いていきました。
…マジに突き落とすぞ、テメー。
どうやら、また振り出しに戻ったようです。
,
最初のコメントを投稿しよう!