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15時
余震が続く中､一度控え室に戻り､隣の事務所にﾃﾚﾋﾞを見せてもらう
この時に初めて知った震度の大きさ｡
｢こんな大きい地震は初めてだよ…電車も止まったみたい…｣
事務所の人が呆然とつぶやいた
家の固定電話｡家族の携帯にひたすら電話してみるが繋がらない｡従姉妹にも電話してみるがやはり駄目だった｡
ﾃﾚﾋﾞで流れる被害状況に頭が真っ白になる｡
最上階のﾃﾅﾝﾄの人が
｢ｶﾞﾗｽがひびが入ったので何とかしてほしい｣
｢水が赤くなったので見にきて｣
といいにきて階段を駆け上がり見に行く
全てのｶﾞﾗｽにひびが入って､欠片が少し落ちてるがﾍﾞﾗﾝﾀﾞで受け止められたからか歩道や車道にｶﾞﾗｽは落ちなかったみたいだ｡ほうきとちりとりとﾀﾞﾝﾎﾞｰﾙにｺﾞﾐ袋を被せてとりあえず集める｡
水が赤くなったのも排水管の錆が混ざったからだった
余震の度にﾃﾅﾝﾄの人達がﾋﾞﾙ内を出たり入ったり右往左往している｡みんな落ち着かない
場所によって携帯の電波がうまく入らず､家族と連絡がとれない
都内･震度3～4
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