18時

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18時

冷たい風が吹いて暗い中、前を歩く人と微妙な距離を開けながら次の駅まで歩いた。 ホテルのエントランスが開放されてたため、とりあえず休む。地べたではあったものの、まだ暖かい。 少しだけホッとして携帯をいじる。メールも通話もなかなか思うように行かない。受信はできるが送信ができない 家はどうなってるだろう… 猫達は?父は? 急に不安になった。 地震の大きさにびっくりして猫達は外に飛び出たかもしれない! 書棚が倒れて父が怪我してるかもしれない… 不安は尽きなかった。猫の事でお世話になってるボランティアさんが家の近所だから申し訳ないが様子を見てきてもらおう! メールを打ってるとき 「電話着信中 父の携帯」 慌てて出る 私「もしもし?」 父「俺!大丈夫?怪我してないか?具合悪くないか?」 私「良かった~😭やっと通じた!にゃんこ達は?お父さんは怪我してない?」 父「一番始めに猫の心配かよ…😒💢 俺もにゃんこ達も無事だよ。玄関の灯りの覆いが壊れたけどな。電車動きそうにないから無理して移動するなよ!具合悪くなったら誰でもいいから言えよ!」 私は3月9日に胃腸炎で救急搬送されてるから父は心配してた。 無事が確認できたので電話を切ったが、 他愛ない話がこんなに嬉しくてホッとするものだとこの時に初めて知った。 余震続く・携帯の地震情報鳴り止まず
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