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ウエスト校との対抗戦が終わり、ソウヤの引越しもなんとか終わり、一段落した月曜日のホームルームでまさかの事実が発覚してしまった。
そう、それが災厄の始まりだった。
先生「明日から期末テストだ。
みんな勉強をしていると思っているが、100点目指して頑張れよ」
遊一「マジ!?」
うん、全く勉強していない。
まあサチもしてないと思うし、なんとかなるだろ
――――――――――――――
数日後~
遊一「ふぁ~」
テスト返却も終わり、連日の徹夜でフラフラしながらも部室に向かう。
部室の扉をあけるとサチとソウヤが紅茶を飲んでいた。
ソウヤ「あっ、遊一先輩!
こんにちは~、何飲みます?」
ソウヤが全く眠くもなさげに元気に聞いてくる。
そういえばソウヤはテスト期間中に一切勉強してなかったけど、大丈夫なんだろうか。
遊一「う~ん、じゃあコーヒー貰おうかな」
サチ「で、遊一はテストどうだったのよ?」
あ~、聞いちゃいます?
遊一「まあまあだったかな。」
サチ「ふ~ん、じゃあ一斉に見せあおうじゃない」
遊一「ああ、いいよ」
サチ「せ~の!」
ソウヤ
国語 100
数学 100
英語 100
理科 100
社会 100
家庭科 100
保険体育 100
音楽 100
美術 100
900/900
サチ
国語 95
数学 82
英語 98
理科 100
社会 100
家庭科 100
保険体育100
音楽 72
美術 80
824/900
遊一
国語 58
数学 100
英語 40
理科 0
社会 41
家庭科 42
保険体育 12
音楽 32
美術 47
372/900
遊一「えっ!?
ナンデソンナニタカイノ!?」
サチ「あんた驚きすぎて片言になってるわよ。
まあ、普通に勉強すればこれくらい普通なんじゃない?」
遊一「えっ!?
勉強してたの!?
…でも、ソウヤはしてなかったじゃないか!」
同じ家に住んでいるからソウヤの行動はずっと見てたけど勉強してる様子なんてなかった
ソウヤ「高校までの勉強なんてとっくに終わってるから勉強する必要なんてないんですよ。」
遊一「そんな…」
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