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秀「どれ、ワシらにもその写真を見せてくれんかの?」
会「…………(スッ)」
手にしている写真を明久たちに手渡してくる。明久と秀吉はお互いの間に写真を置いた。
明「魔法の写真だって?何を言っているんだか。僕らももう高校生なんだし、たかだか写真程度で気合なんか入るわけがふおぉぉおっ!」
純「うん?明久や雄二みたいな子供には丁度良い目くらましかもしれないが俺にはあんまり関係なふおぉぉおっ!!」
秀「ほぅ。これはまた…。」
会長が見せてくれた写真の一枚目は、昨夜撮影した姫路さんと秀吉の浴衣姿だった。
姫路さんと秀吉が恥ずかしそうに上目遣いで浴衣姿でツーショットで色っぽいからバカ3名はおちているというところか。
明「僕、生きていて良かった…!」
秀「明久。二枚目は何が写っておるのじゃ?」
明「えっと…。」
渡された写真を捲ってみる。
すると今度は浴衣姿で迫る霧島さんの姿とハーフパンツ姿の島田のツーショットが出てきた。
明「す、凄いっ!これも凄いよムッツリーニ!今僕は君を心から尊敬している!」
秀「確かに凄いのう…。うまく明久と雄二が写らんような角度で撮ってあるし、もはやプロの業じゃな。」
それにしてもこんな写真いつ撮ったんだろうか?俺のパソコンにデータが整理されて残っていたから撮られたものなのは確かなのだが、俺は会長が撮っていたことを知らない。俺が見落としたとか。
秀「して、三枚目は?」
明「あ、うん。三枚目は-」
更に写真を捲る。すると、そこに写っていたのは-セーラー服姿の明久。
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