第1章

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少し切るのに飽きてきたころ桜川先生が口を開いた。 「あと2人実行委員が来るはずなんだけど・・・・。」 私は、買い出しに来なかった代わりに、真菜は手伝うのだとてっきり思っていた。 まぁよく考えれば確かに1人じゃこんなにできるわけがない。 と考えながらやっていると、全てのうどんの袋を切り終えた。 「あーもうやること無くなっちゃったわね。」 と桜川先生がテヘっと顔をした。 「そうですね。」 と私もニコニコ顔で言った。 ちょうどその時、汗だくの真菜が段ボールを抱えながら、入ってきた。
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