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｢葵くん、お風呂入ってくるね｣
若葉を抱き上げた瞬くんは、微笑んで言った。
｢うん、えっと着替え…｣
｢大丈夫、俺が用意しとくよ｣
そう言って若葉と風呂場へ向かう。
｢今日もパパがゴシゴシしてやるからな～!!｣
｢わぁい、｣
２人の会話に顔が綻ぶ。子供に恵まれてよかったと思う瞬間は、いつも絶えない。
｢奈津～、｣
ソファーで準を抱っこしたままミルクを飲ませている奈津のところへ向かう。
｢奈津も若葉あがったらパパとおふろだよ。｣
ミルクを飲み終え抱きついてきた準を抱き上げる。
｢うん、はいる｣
奈津はニコッと笑った。
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