出逢い

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(コンコン) 羽美ちゃんがかわいそうだ。 「終わり!」 俺はムカついたから無理やり終わらせた。 「莉莎子、あんまふ…っ!!」 莉莎子が急にキスをしてきた。 「入ります。」 ダメ…羽美ちゃん、だめ! 「…お、置いておきます…。」 羽美ちゃんが唖然としてる。 莉莎子がにやついていてムカついた。ごめんな、羽美ちゃん。 「俺、帰る。」 とっととカラオケから出て駅に向かった。羽美ちゃんに見られた…。 撤回したい! あ、俺はあることを思い付いた。 「ふぅ…あれ?愛斗さん?」 「あ、羽美ちゃん。バイト終った?」 「はい。けど、どうしました?」 「羽美ちゃんを待ってた。」 俺が言ったら羽美ちゃんが急に荷物を俺に渡して走り出した。 ん?忘れ物か? (ダダダッ…) 「ハァハァ…これで手を。」 羽美ちゃんが渡したのはホットコーヒーだった。 「ありがとうな。あそこの公園で休もうか?」 「今日は驚かせちゃったな。」 「えっ?」
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