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「荒川は…荒川はこんな人じゃないでしょっっ??」
「…」
「あたし、本当の荒川知ってるもん!優しくて正義の味方で強い!」
「誰に言われたの?」
「…ナ」
「ん?」
「ハナだよ。」
いいおえたら荒川の目から大粒の涙が流れてきた。
つらかったんだろうね……
「おいっ!うみっ!」
突然、愛斗が着て荒川の胸ぐらを掴んだ。
「うみに…うみに何したんだ!」
「やめて!荒川は何も悪くないの。ハナ達の仕業。」
そしたら愛斗は地面に荒川を放り投げ、あたしを包んだ。
「ごめんな…」
「早く気づけば…」
愛斗…。こんな悲しいような声をしているのは初めて。
「大丈夫★」
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