俺は絶対に王道を行かない

7/25
前へ
/68ページ
次へ
「それって俺たちの世界の人間じゃないとダメなの?」 あぁ、ナイス勇士 それは俺も気になってた 「私たちの世界には適合者がいないのです。」 「適合者?」 「今向かっているのは光の間といわれる、この世界の神様がいるところで 勇者はそこで神様に光の力を貰うのですけれど………この世界の人間にはその神様に会うこともかなわないのですわ。 理由はよく分かりませんが。」 神様(きっと幼女か美女)に会うってパターンか 神様に気に入られると【我も一緒に連れていってくれ!】という面倒なやつだ 「着きましたわよ。ユーシ。」 真っ白な大きな扉の前で足をとめる 「…分かった。勇者がいないと、この世界が危ないんだね。ホントに俺なんかでいいなら、この世界の勇者になるよ!」 「ユーシ!本当に?やったわ!流石、ユーシ!そういってくださると思いましたわ! お母様!ユーシが勇者になってくれると!」 「聞こえましたよミリア。嬉しいのは分かりましたからそんなにはしゃがないで。」 「あら、私としたことがはしたない。」 「よろしくお願いしますね、ユーシ様。」 おぉ、よくわからないが早くも勇士が勇者に! 俺もこれで安心か! と思った瞬間 「トーマ様も。」 な、な ん だ と 「俺は勇者じゃ 「どうぞ、中へお入りください。」 ま た か よ! 「貴方たちはここで待ちなさい。」 俺も白装束と鎧の人達と一緒に外で待ってていいよな!な? 「冬真何してるの?行くよ!」 おまッ!俺を巻き込んだ上にこんな! 「待て勇士!俺はここで 「ほら早く!」 ズリリ 「おい!腕をもって引きずるな!」 「ならちゃんと歩いてよ。」 ズリズリ わぁ!部屋の中も真っ白で綺麗! 中央の綺麗な白い水の中に神様は居るのかな?あはは、は…は…… 結局入っちまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

973人が本棚に入れています
本棚に追加