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「それって俺たちの世界の人間じゃないとダメなの?」
あぁ、ナイス勇士
それは俺も気になってた
「私たちの世界には適合者がいないのです。」
「適合者?」
「今向かっているのは光の間といわれる、この世界の神様がいるところで
勇者はそこで神様に光の力を貰うのですけれど………この世界の人間にはその神様に会うこともかなわないのですわ。
理由はよく分かりませんが。」
神様(きっと幼女か美女)に会うってパターンか
神様に気に入られると【我も一緒に連れていってくれ!】という面倒なやつだ
「着きましたわよ。ユーシ。」
真っ白な大きな扉の前で足をとめる
「…分かった。勇者がいないと、この世界が危ないんだね。ホントに俺なんかでいいなら、この世界の勇者になるよ!」
「ユーシ!本当に?やったわ!流石、ユーシ!そういってくださると思いましたわ!
お母様!ユーシが勇者になってくれると!」
「聞こえましたよミリア。嬉しいのは分かりましたからそんなにはしゃがないで。」
「あら、私としたことがはしたない。」
「よろしくお願いしますね、ユーシ様。」
おぉ、よくわからないが早くも勇士が勇者に!
俺もこれで安心か!
と思った瞬間
「トーマ様も。」
な、な ん だ と
「俺は勇者じゃ 「どうぞ、中へお入りください。」
ま た か よ!
「貴方たちはここで待ちなさい。」
俺も白装束と鎧の人達と一緒に外で待ってていいよな!な?
「冬真何してるの?行くよ!」
おまッ!俺を巻き込んだ上にこんな!
「待て勇士!俺はここで 「ほら早く!」
ズリリ
「おい!腕をもって引きずるな!」
「ならちゃんと歩いてよ。」
ズリズリ
わぁ!部屋の中も真っ白で綺麗!
中央の綺麗な白い水の中に神様は居るのかな?あはは、は…は……
結局入っちまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!
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